ドキュメンタリー映画『あい』〜精神障害と向きあって〜 | 作品紹介
ドキュメンタリー映画「あい 精神障害と向きあって」オフィシャルサイト。上映情報、ストーリー、制作意図、出演者・スタッフ情報などを公開しています。
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作品紹介

企画意図

 精神障害は、精神症状の出現とともに、精神の機能が低下して社会生活上の様々な場面に困難が現れる障害。中でも統合失調症は急性期を過ぎても再発を繰り返すことから不治の病とされ、精神病院への長期入院を余儀なくされてきた。しかし近年、保健福祉分野からの地域生活移行・定着への支援の重要性が認識されている。

 

 映画の舞台になっている藍工房(就労継続支援事業所・B型)では、多くの精神障害者たちが、藍染製品や組紐など日本の伝統文化に根差した製品づくりと、全国でも珍しいフレンチレストランの「業務」に頑張っている。さらに、彼らの日常を豊かにする絵画や陶芸といった文化的な創造の香りも… 精神障害に対する社会の偏見・差別は、今日もなお根強いものがあるが、その一因は障害に対する無知、無理解からくるものと思われる。  この作品は、日々の生活に生き難さを感じている精神障害者のありのままの日常を通して、彼らの苦しみや長いトンネルを抜けた先にある「希望」を見出していく姿を知ってもらうことで、彼らが安心して暮らせる社会の実現と、精神障害に対する人々の理解を深めることを願って製作された。

映画の対象

精神医療に携わる医師

看護師

精神保健に携わる保健師

作業療法士

ソーシャルワーカー

作業所等福祉の現場で働く職員

医療・福祉を学ぶ大学・専門学校の教員・学生

精神障害の当事者・家族

一般の方

監督 宮崎信恵     ナレーター 緒形直人

監修 東洋大学ライフデザイン学部 白石弘巳

製作会社

ピース・クリエイト有限会社 〒135-0051東京都江東区枝川3-9-10-319 TEL:03-3699-4883 FAX:03-3699-4407 ホームページ:http://www.peace-create.bz-office.net

取材協力

藍工房の皆さん
レストラン・アンシェーヌ藍のみなさん
藍工房後援会のみなさん
伊豆の国アートビレッジ
文芸春秋画廊
ギャルリ・サロンドエス
中西繁アトリエ
田中順子(ハープ演奏)
石川文代(ソプラノ独唱)
彩 愛玲(ハープ演奏)

スタッフ

製作:宮崎信恵
撮影:上村四四六
照明:澤田實
技術:佐竹樹郎・中村浩一・岡田昇
編集:大高勲
音楽:十河陽一
製作デスク:宮崎千鶴
宣伝: 宮崎信人

スタジオ編集
編集:本田啓明
MA:小林一夫・三浦宏和

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